フェリーではじめての北海道1999.8.2-8.13
2月頃から計画を立て始めた。10日間ほどで1周する予定だが、フェリーに行き2日、帰り1日かかるので実質1週間とみていい。キャンプ場は5月頃から予約を始めた。テントキャンプで大雨に降られた経験から、出来る限りバンガローを借りることにしていた。すでに予約が開始されている所で、人気のあるところはいくつか空きが無く、再度予定を立て直さざるをえなかった。

フェリーは2ヶ月前から予約開始なので、行きの分はきっかり2ヶ月前の9時に電話をかけて、1等個室をゲット。料金先払いなので旅行会社を通じて払い込み、予約券を手にした。聞くと、帰りの分は手配してくれるという。安心して任せたのが間違いでした。

予約日当日、旅行会社から1等が取れなかったので2等を予約したと連絡が来て、焦る。うちは騒がしい子供が3人いるのでどうしても個室にしないといけなかった。慌てて自分でもフェリー会社に電話して確かめたが、やはり1等個室はいっぱいだった。別会社も同様だったが、太平洋航路は空きがあるという。大洗に着くもので、距離的にはあまりかわらない。帰りに東名高速を走らなければならず、事故や渋滞の心配もあったが、なにより個室が取れたことにほっとした。
8月 旅行日程
2日

3日

4日







5日



6日





7日





8日



9日


10




11


13
出発

10時30分 新潟港でフェリーに乗船

早朝小樽着。三笠市立博物館でアンモナ
イトの展示を見学。川でアンモナイトの
かけらを採集。
午後は富良野のお花畑をあちこち見学
夕食は旭川ラーメン村で。
赤平高原エルムオートキャンプ場ケビン
(10000円)宿泊

一度日本海に出て、留萌、苫前経由で
士別へ。夜は名寄でお祭りを見る。
風連望湖台コテージ(12000円)に宿泊

佐久周辺でアンモナイトを探す。
午後、サロベツ原生花園を抜けて稚内へ
緑と太陽の村キャンプ場バンガロー
(2000円)

最北端の地。東浦の海岸でメノウを採集。
猿払の道の駅で温泉に入る。
能取湖でサンゴ草の生息地を見て網走へ。
オホーツクてんとらんど(テントサイト
5030円)

391号線で摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖
釧路動物園。
山花公園A.C場。コテージ(12150円)

釧路湿原を回り、十勝港の近くの海岸で海水浴。
百人浜AC場バンガロー(5090円)

浦河の資料館見学。
苫小牧で買いだし。
札幌、オートリゾート滝野、キャビン
(11000円)

小樽交通記念館、サッポロビール工場、
雪印工場。登別で温泉に入って室蘭から
大洗に向かうフェリーに乗船

帰宅
   長女の日記から           
家族で北海道に行くことになりました

目的             
ドライブを楽しむ  
アンモナイトを採る
キャンプを楽しむ
北海道にしかない広い自然を楽しむ
おいしいものを食べる
おみやげを買う
            
8月2日 
走行距離700q
11時30分家を出る。いよいよ北海道に出発。
お昼ご飯は作ってきたおにぎりとおかず。途中から乗った高速は車が少なく、快適なドライブだった。日本海の近くを走っていると、空に茶色の雲がすーっとただよっていた。フェリーの煙でした。
その日は車で寝た。

8月3日
10時30分船が出発した。お昼まで船内を探険。豪華なシャンデリアや映画館、キッズルームやゲームセンターなどがあった。お昼過ぎ、お風呂に入れるようになったので、お風呂に行く。大きな窓の外には日本海が広がって、船が見えた。
1等船室の中は2段ベッドが二つ、ベッドのカーテンを閉めて明かりをつけると押入れみたいでいい感じ。テレビデオが付いていて、持ってきたビデオを見た。
夕食はレストランで食べた。夕日がきれいだった。
↑快適な船旅。子供達はフェリーが大好きになりました。
ちびは幼児のため無料。
夕食は好きな物を取って料金を支払う方式。いくら丼がおいしかったです。
コインランドリーで洗濯。
フェリー    個室内。洗面台、ロッカ−有り     船内ロビー 
      

フェリーで見た夕日→
8月4日 走行距離233q
4時20分小樽に到着。車で走り出してすぐ朝日が昇ってきれいだったみたいだけど私は寝ていたから見れませんでした。そのまま走って三笠市の桂沢湖で、コンビニで買った朝ご飯を食べました。それから博物館に行きました。大きなアンモナイトがたくさん展示してあった。私は大きいのより、小さいのたくさんの方がいいと思いました。そのあと林道を行ったり川に降りたりして、最後にお母さんがとうとう、大きなアンモナイトのかけらを見つけました。そこは、博物館の人にお母さんがしつこくいろいろと聞いて、特別に資料をコピーしてもらった後、内緒で教えてもらったところです。私もそこですごいアンモナイトのかけらを見つけました。
それから富良野に行ってラベンダー畑やひまわり畑で写真を撮ったりおみやげを買ったりアイスを食べたりしました。車に乗って外を見たら北海道が広がっていました。
   

    

    
       ラベンダー畑             ひまわり畑

夕食は旭川ラーメン村。とても暑い日でした。
キャンプ場には隣接して温泉がありました。ケビンは2階建て。素敵なキッチンが付いていたけど使わなかった。翌朝持参の炊飯器でご飯を炊く。
(洗濯)
8月5日 走行距離230q
今日もアンモナイト捜しをしたけど他人が割った石の中からしか見つけることが出来ませんでした。アンモナイトや三角貝の化石がたくさん捨てられていました。なんでだろう。

  
     風連のコテージ
化石が捨てられる理由はいくつかあります。大きさ、質、種類などマニアのお眼鏡にかなわなかった。持ちきれないほど採ったため、置いていった。いずれの理由でも一応良いものが入ってないか確認するために割ったり、外国の発掘隊などは、発掘期間が終わって、置き去りにしなければならないものは、他の発掘隊に持って行かれるのでこなごなにしていくそうです。

宿泊は風連のコテージ。8人用。シャワー付き。キッチントイレ、冷蔵庫もある。でもとなりの1000円高いコテージは出来たばかりでとてもきれtだった。そっちにすればよかったとちょっぴり後悔した。
買い出しに行った主人がお祭り情報をキャッチしてきた。夕食の後出かけることにした。出店がいっぱいあって楽しかった。
佐久小学校の近くの川でアンモナイトが取れると本で読んだがわからず。たまたま小学校に校長先生がいらっしゃって、伺ったが、転任してきたばかりということで、かわりに資料館を紹介してもらった。皆さんとても親切!
6日の宿泊は稚内のバンガロー。裸電球があるだけの三角屋根の箱、という感じ。早めに着いたのでそれぞれ本を読んだり絵を描いたりして過ごす。2000円と、過去のキャンプ場の中で最も安い宿泊費。もちろん5人分合わせてですよ。旅行記の宿泊費は全て、5人分の合計で書いてあります。
8月6日 走行距離205q
早朝から大雨とものすごい雷の連続技で目が覚めた。こんな雷雨の中でテントを張っている人もいる。
今日化石を探すのは一番簡単に取れるはずの所だった。でも今朝の大雨のため、川は増水、林道は通行止めでがっかり。
中川町の資料館で(敷石にはアンモナイトのかけらがいっぱいあった)三重県から化石を捜しに来たと言ったら感心されて、博物館に飾れるほど良いものではないけど、一応アンモナイトがぎっしりつまった、採ってきたばかりのノジュール(石のかたまり)をくれた。
8月7日 走行距離340q
今日は海岸でメノウやきれいな石を拾いました。本当はアンモナイトを探すんだったけど、きれいな石に夢中になってアンモナイトを探す時間がなくなってしまいました。猿払の温泉に入って、おいしい牛乳を飲んで、アイスを食べました。そのまえに日本の一番北に行きました。網走の近くまで走って、遊園地で少し遊んで、キャンプ場に着きました。
稚内から網走までは単調な道で、お母さんが運転。みんなすごいスピードで追い越していく。ここは高速道路かっていうくらい感覚が麻痺してくる。牛がいてのどかだー。

キャンプ場、オホーツクてんとらんどは唯一コテージが取れなかった場所。しかも雨が...。子供達と主人は車で、私は荷物番も兼ねてスクリーンテントに簡易ベッドを組み立てて寝る。
(洗濯)
東藻琴乳酪館でアイスクリームを食べた。東藻琴には小学校から大学まで文通していた同い年の子が住んでいた。高校を出てから札幌に行って、そこで結婚の約束をしたと言っていたから、ここにはいないと思うけど、懐かしい、という気がした。

しかし、明け方雨が上がってから、また暑くなった。三重のほうが涼しいらしい。湖はとても美しかった。

そして釧路へ。ここで私は最大のミスをする。和商市場で夕食の買い出しをするつもりが、その日は休みだった。そこで大きなスーパーを探して、バーベキューの材料を買い込んだ。新鮮で安く、びっくりした。もしかすると市場より安かったかも。

山花公園オートキャンプ場(11800円)シャワー、トイレ、キッチン、冷蔵庫、テレビ、マットレス付き。値段も含め、うちのキャンプ史上ランク2のコテージだった。夜は庭のバーベキューテーブルで海鮮、牛肉のバーベキューをした。
(洗濯)
8月8日 走行距離200q
今日は屈斜路湖と霧のない鏡のような摩周湖、阿寒湖の3つの湖を見ました。おみやげを買ったり、ホテルでお昼ご飯を食べたりして釧路市のキャンプ場に行きました。それから動物園に行きました。



摩周湖
 
           
8月9日 走行距離270q
今日の朝ご飯は、市場で、ウニやいくらやかにがたくさんのったちらし寿司500円を食べました。おいしかったです。それから釧路湿原の展望台に行きました。

十勝港の近くで海水浴をしました。海水が冷たかったです。海水浴場のシャワーは温水でした。
夕食はレトルトカレーでした。
念願の和商市場で食事と買い物、おみやげを送る。ほやというものを初めて見た。釧路は涼しかった。湿原から吹く風がひんやりしている。

釧路を出るとまた暑くなった。途中、海水浴場があったので泳ぐ。

(洗濯)

写真は和商市場
  
  
    ↑500円のちらしずし
朝、襟裳岬に立ち寄った。草花がたくさん咲いてきれいだった
採集したウニの化石は、博物館の標本になるほどいい状態の物でしたが、採ったすぐは何かわからず、世紀の大発見だと夢を膨らませた、おばかなお母さんでした。

北海道最後の夜なのでバーベキューをして、花火もして暑い夏の夜は更けました。
このバンガローも2階建てでした。
(洗濯)
8月10日 走行距離215q
この日は化石の最後の場所浦河町を通ります。トイレ休憩で立ち寄った資料館にアンモナイトが沢山あったので、場所を教えてもらいました。そこに行ったら大きなイノセラムスがたくさん落ちていましたが、大きすぎてお父さんでも持てなくて、写真だけ撮って、小さめのだけ持って帰りました。ウニの化石も1個拾いました。次に井寒台のがけを探しましたが時間がなくて、札幌のキャンプ場に急ぎました。
8月11日 走行距離195q
今日は北海道最後の日です。楽しいところにいっぱい行こうということで、まずは弟の好きそうな、小樽の交通記念館に行きました。蒸気機関車がたくさん展示されていました。次に行きたかったところは駐車場がいっぱいだったので行きませんでした。小樽の市場横の小さなお店でトロ入りのマグロ丼、お父さんとお母さんと妹は巴丼、弟はるいべを食べました。とってもおいしかったです。それから札幌に戻ってビール工場を見学してジュースやおつまみをもらいました。次に雪印の工場を見学しました。チーズや牛乳の作り方がよくわかりました。見学した人しかもらえない限定アイスクリームを食べました。スーパーなんかで売っているのと味が違いました。
夜、フェリーに乗りました。熱帯低気圧が近くにあったので、船が揺れました。

12日の夕方6時半頃茨城県の大洗に着いて、  
走行距離620q
13日の明け方うちにつきました。

     
     キャビン             小樽交通記念館

帰る日、とは言っても、フェリー乗り場には22時30分に到着すればいいので、12時間以上観光の時間がある。午前中は小樽、午後は札幌でお決まりの観光コースをたどり、夕方苫小牧に抜けて、立ち読みした雑誌にあった激安海鮮市場で、夕食のお寿司と、果物を購入。
登別あたりで温泉に入り、室蘭で真夜中にフェリーに乗った。

夕方大洗に到着。世はお盆で、東名高速は所々で事故があり渋滞。何度か休憩して13日の未明に無事家に着いた。
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交通費 フェリー往復     83980円
      (ちびは幼児のため無料)
     ハイウエイカード    50000円
     給油6回        24484円
宿泊費              57270円
食費                51000円
観光、おみやげ、温泉     65232円 
ランドリー              1300円

総計               333266円







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