3.再度の挑戦は副賞ゲット(2003.6.22)
 前回の釣りでゲットしたイワシとアジは、翌日唐揚げにしてあっという間になくなった。もっと食べたいとこどもたちがいうので、しかたなく今日も釣りに出かけることとなった。
 いい場所を確保しようと前回よりも1時間ほど早く釣り場に着く。小雨が降ったりやんだりということもあり、釣り人は少ない。早朝から釣っていた夫婦がクーラーを木っ端グレで満タンにして帰っていったあとに釣り座をかまえる。えさを撒くとグレが群がってくる。ということでしばらくはグレ釣りを楽しむ。ちびも少しは釣れている。

 またしてもギャラリーが数名やってきて、「またあんたら来たんかな」ということでいろいろ教えてもらいながらの釣りとなった。地元の人たちが「先生」とよんでいる名人が釣ってあげようと空いていた竿で釣ってくれる。さすがに上手なのだが、ちっちゃいグレまで釣ってバケツに入れてくれるのでちょっと困る。(後の処理が大変なんだよ)

 そのうち本命のアジも回ってきてポツポツと釣れだしたが前回のようには釣れない。少し離れたところで2,3人がアジをそこそこ釣っていたがこちらにはあまり回ってこない。と、突然雨が降り出したので、その人たちは退散。待ってましたとばかりによく釣れていた場所に移動すると案の定入れ食いとなる。ただすこし投げなければいけないので、ちびはあまり釣れない。すると何を思ったのか、釣った魚をさばくといいだした。前回私がアジの頭と内臓を手でちぎっていたのを思い出して、自分もやってみたいというのだ。やりかたを教えると、小さな手で上手にさばきだした。私が釣ってちびが処理するという奇妙な光景となった。

 雨もあがってギャラリーたちも戻ってきた。ちびの姿を見て前回は「将来は漁師やなあ」といっていたのが、「将来は板前やなあ」に変わった。何人も入れ替わり立ち替わりやってきてはちびの姿に感心する。親が無理にやらせていると思われたら困るので、いちいち「○○○は釣るよりもさばく方が好きなんやよね。」と説明するはめになった。

 この日は木っ端グレ12びき、コノシロ1ぴき、小アジ106ぴき。小アジはすべてちび息子が処理し、グレも半分鱗と内臓を取ってくれました。そして親しくなった地元のおじさんからは、朝採ったばかりのワタリガニを6ぱいもらいました。ちびの姿に感動したのかな?

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